2025年6月22日(日)18:00-発酵食堂かもすでにて発酵料理&山根酒造日本酒ペアリング開催

Ecotoneとは?

Ecotoneとは ― 多様な命と文化が交わる、生命の交差点

**Ecotone(エコトーン)**とは、異なる生態系が出会い、交わり、変化しあう「境界」のこと。
森と草原、山と海、都市と自然、人と人――。その“はざま”には、多様な命と新しい価値が生まれます。

私たち一般社団法人エコトーンは、そんな交差点のような場所づくりを目指しています。

Ecotoneという言葉の意味

自然界におけるEcotone

Ecotoneは生態学の言葉で、異なる生態系のあいだにある接点を指します。
たとえば「森と草原」「山と里」「川と海」など――
それぞれの特徴が重なり、多様な種が集まりやすく、生命のゆたかさが際立つ場所といわれています。

多様性が生まれる“境界”の豊かさ

「境界」と聞くと分断を想像しがちですが、Ecotoneはむしろ混ざり合い、変化が生まれる場です。
そこでは、新たな視点や価値観が生まれ、世界が少しずつ広がっていきます。
私たちは、この概念を自然の中だけでなく、社会や暮らしの中にも広げていきたいと考えています。

エコトーンという名に込めた想い

食・文化・自然のつながりを再発見する

私たちは、地域の食文化や暮らしの知恵、自然とのかかわり方そのものが、現代における「文化的Ecotone」だと考えています。
それは、古くて新しい関係性――分かちあい、手を動かしながら受け継がれてきたものたちです。

「出会い」と「変化」が生まれる場をつくる

エコトーンには、異なる価値が響き合う余白があります。
そこに立つと、誰かと出会い、何かに気づき、自分自身も少しずつ変わっていきます。
私たちは、そんな「揺らぎを楽しめる場所」「関わりしろのある場」を、自然と人のあいだにつくっていきます。

エコトーンが育む未来

持続可能な地域づくりのプラットフォームへ

自然と共にある地域の未来を守るには、人と自然、人と人をつなぎ直す“場”の存在が欠かせません。
エコトーンは、世代や分野を超えて関われるオープンなプラットフォームとして、活動を広げていきます。

誰もが参加できる「関わりしろ」のある社会に

「何かを知らなければ関われない」「専門家だけの場」ではなく、関心や問いを持つだけでも歓迎される場所
そんな包容力のある社会を、私たちはEcotoneという名のもとで形にしていきたいと願っています。